【自己紹介】
私は幼少期はやんちゃで自由奔放でした。
これが小学校に入学後しばらくして一変しました。
今でいう「いじめ」でした。
身体的なモノではなく無視という対応・・・学校に行っても誰とも話すことなく一日を過ごす日々でした。
きっかけは勉強のできるリーダー格とのいざこざ。
彼がとった方法は周りの皆を引き連れての無視でした。
彼は担任の先生のお気に入りで先生も彼の見方。どちらかというと乱暴者のレッテルをはられ誰からも相手にしてもらえない日々が続きました。
両親も色々と動いてくれていましたが日に日に暗くなっていく私を見かねて当時従兄が所属していた少年野球クラブに入部させました。
野球との出会いは私にとって一つ目のきっかけとなりました。
まずは接する人が変わったことです。
そして野球打ち込む事で上手くなりたいという向上心、また周りから認められることで少しづつ「自信」がつき明るさを取り戻せました。
自信をもったことで学校で無視していた人達とも少しずつ話すようになり気がつけば普通の学校生活になりました。
この小学校での経験から自信をもつことの大切さを得ましたが、2度とこのような状況になりたくないという恐怖心から人の顔色をうかがうようになっていました。
今思えばこのマイナスのように思えることはのちに私の「人間観察」の基礎となったと思います。
二つ目のきっかけは就職してからです。
子供の頃の経験として私の中でプラスもマイナスもありプラスは先ほど述べた人間観察の基礎と向上心、自信というものならばマイナスと思う部分として失敗をする事の恐怖心からなかなか積極的に前にいけないというものでした。
仕事には向上心・好奇心をもって取り組めましたし、できることが増えても…自分から積極的に前に出れない状況が続き、多くの先輩から「自分から積極的にやるように」と苦言を頂く毎日でした。
また消極的なのは人間関係にたいしても同じでした。
的外れな事を言って周りを不快な思いをさせてはいけない……
空気を読みすぎる傾向にありどちらかといえば自分から話さない。
「仕事は明るく積極的な人が良い」「面白い事を言って相手を楽しませるまわり」
こうなると「この仕事はむいていないかも」とさえ思うようになり日々悩んでいました。
こんな時、ある先輩に出会いました。
先輩は「積極的になれなくてもコツコツやれる」「相手の気持ちを考えよく気がつく」
それが君の長所だし特徴。
「変わるのではなくその長所・特徴を活かす事に集中する」
皆が明るく前向きで積極的のチームは気持ち悪い
それぞれが自分の武器(長所・特徴)を自覚する、そしてそれを磨くことが大切だと。
目から鱗でした。
君はは何も変える必要がない。
人にはそれぞれ長所がある。
明るい・情熱的・誠実・真面目・愛嬌・几帳面・素直等々・・・
違う長所を持った人のまねをしてもうまくいかない。
だからまずは自分の武器(長所・特徴)を自覚することが大切。
自覚したらその武器をどれだけ磨くか?が今後の課題。
これができたら誰でも、どんな人でも幸せになれる。
そう言ってくださいました。
このことがその後の自分自身の課題への取り組み方、そしてその後の
人材育成の礎となりました。
このこの二つのきっかけからどうすればイキイキ生きていくことができるのか?
どうすれば自立し活躍できるのか?を考えるようになりました。
とかく今の世の中は「正しい」や「常識」「理想」を押し付ける傾向があるように感じます。
とくに教育する立場になると顕著で相手の個性ではなく一般的な正解を求める傾向にあります日本の教育環境においては平均を求める傾向だと感じます。
こうなるとそこにはまらない人にとっては苦しみしかないのではないでしょうか。
「どんな人でも必ずイキイキと生きていける!」
振り返ってみると、これまでの生きてきた中で、「人」「人間関係」に関することでつまずき傷ついたこと、またそこから立ち直るときに感じたこと・気づいたことが今の自分のベースとなってると感じます。
たくさんの人たちからいただいた私自身の気づきが、今現在お悩みの方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
コメント